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2025年6月3日

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勉強に集中できない子どもへの対応とは? 集中できない原因とおすすめの学習方法

「ゲームで遊んでいるときは集中できるのに、勉強になると身が入らない」……そんな悩みを抱える保護者は多いのではないでしょうか。子どもが集中できないのはどうしてなのでしょうか。集中できない原因とその対策、さらにおすすめの学習方法などについて説明します。

子どもが勉強に集中できないのは、学習環境や睡眠不足が原因のこともある

作文用紙の前で頭を抱える子供の画像

子どもがなかなか勉強に集中できないのは、いくつかの原因があります。考えられる理由について見ていきましょう。

勉強する環境が整っていない

子どもは大人に比べて敏感なため、少しのことで集中力が切れてしまいます。机の周りが散らかっていたり、周囲が騒がしかったりすると、なかなか集中できません

勉強する目的がわからない

今取り組んでいる勉強の目的がわからないため、集中することができないということもあります。目的がわかっていれば達成するために頑張ろうと思いますが、目的がわからないとモチベーションを維持するのは難しいものです。「将来のために勉強が必要」と言われても、漠然としすぎて子どもにはなかなか伝わりません。

他のことが気になっている

心配事や悩み事、他にも何か関心があると、そちらに気を取られてなかなか集中できません。友達との間にトラブルを抱えているときは、そのことで頭がいっぱいになり、勉強どころではなくなってしまいます。また、ゲームをしたい・マンガを読みたいなど、他にやりたいことがあると、集中して取り組むことが難しくなります。

睡眠が不足している

睡眠不足も子どもの集中力に大きく影響します。睡眠は、心身を休めるとともに、情報の整理や記憶の定着といった役割も担っています。良質な睡眠がとれていないと、これらの機能がうまく働かないため集中力が途切れてしまいます

集中力が切れてしまったときの、効果的な対処方法

子供が積み木をしていて、積み木の下から一段目と二段目には「?」マーク、一番上の段には豆電球のマークが書かれている画像

勉強中に子どもの集中力が切れてしまったときには、次のような対応をしてみてはいかがでしょうか。気分が変わり、再び集中できる可能性があります。

環境を整える

見える範囲に遊ぶものが置いてあると、ついついそちらに気を取られてしまいます。また、きょうだいの遊ぶ声がしていたり、誰かが電話で話していたりすることで集中力が続かないこともあります。子どもが勉強するときには、集中しやすい環境を整えることも大切です。

少しの時間休憩する

集中力が切れてしまうと、机に向かっていても学習の効率は上がりません。そのようなときは、「5分だけ」などと時間を決め、思い切って休憩するのがおすすめです。ポイントは時間を区切ること。少し休むと、また新たな気持ちで学習に向かえるはずです。

水分補給をする

体内の水分が不足していることで、実は軽い脱水症状を招いており、集中力が落ちてしまうこともあります。特に子どもは脱水症状になりやすいため、適度な水分補給が必要です。水分補給をすることで、再び集中して学習に取り組めることもあります。

勉強する場所を変える

勉強していてもすぐに集中力が切れてしまうときは、別の場所に移動してみるのもおすすめです。子ども部屋からリビングへ移動する、リビングから和室へ移動するなど試してみましょう。場所や見える景色が変わることで気持ちがリフレッシュします。

好きな科目から始める、小さな目標を設定するなどして集中力を高める

机に向かって勉強する子供の頭上に豆電球のイラストが描かれている画像

集中力が続かないタイプの子どもにおすすめの学習方法についてご紹介します。

好きな科目から始める

子どもに限らず、人は好きなことや得意なことには集中して取り組めるものです。いきなり苦手な科目から取り組むのではなく、まずは、子どもの好きな科目から始めるのがおすすめです。好きな科目に取り組むことで子どものやる気を引き出し、集中力を高められるでしょう。

小さな目標を設定し少しずつクリアしていく

実現しやすい小さな目標を設定して、それを着実にクリアしていくのも一つの方法です。「おやつの時間までに算数のドリルを1ページ終わらせる」など、できるだけ子どもがイメージしやすい具体的な目標を立てるとよいでしょう。小さな目標を達成していくことで、少しずつ学力も伸びていくはずです。

楽しみながら学べる工夫をする

教科書を読んだり問題を解いたりするだけではなく、保護者がクイズ形式で出題してみる、イラストを多用した参考書を使ってみるなどの工夫をしてみてはいかがでしょうか。学習方法を工夫することで、子どもの集中力が持続しやすくなります。

ポジティブな声かけで、子どもの集中力をアップさせていく

集中力が続かない子どもに「もっと集中しなさい」と叱っても、状況はなかなか改善しません。一方的に叱ってしまうより、少しでも成果が見られたら「約束したところまでできたね」「間違えていたところができるようになったね」など、ポジティブな声かけをすることが大切です。保護者に褒められると子どももやる気がアップして、もっと頑張ろうと思うものです。その気持ちが集中力を高めることにつながるでしょう。

学研教室では、先生がお子さまの様子を見ながら適切な声かけを行い、集中して学習に取り組めるようサポートを行っています。お子さまが集中して学べる環境をお探しの際は、信頼と実績の学研教室をぜひご活用ください。

学研教室をこの機会にぜひ、体験してください

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