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2025年7月8日

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将来の生きやすさにつながる「オープンマインド」とは? オープンマインドを身につけるための関わり方

「オープンマインド」は、近年ビジネスや教育の場でよく使われるようになってきた言葉です。多様性が求められる時代に必要とされるオープンマインド。子どものうちからオープンマインドを身につけるメリットや、そのために家庭でできる働きかけなどについてご紹介します。

先入観にとらわれず、さまざまなことを柔軟に受け入れるオープンマインド

手をつないで輪になって寝転がっている子供たちの画像

オープンマインドとは

オープンマインドは、先入観や固定観念を持たず、広くいろいろな意見を受け入れる姿勢のことを言います。自分の知らないことや考え方、異なる性質などを拒否するのではなく、さまざまなことを柔軟に受け入れていくのがオープンマインドです。オープンマインドは、他者との信頼関係を築くうえでとても大切な考え方といえます。

さまざまな人と関わる機会が増えてきた現代

グローバル化が進む現代では、国や地域・人種や世代など、多様な人同士が関わる機会が増えています。子どもたちが大人になるころには、さらにこの傾向は強まることでしょう。子どものうちにオープンマインドを身につけることは、子どもたちがよりよい未来を生きるうえで、とても重要なことと考えられます。

世の中にはいろいろな人がいることを知る

人は知らず知らずのうちに、自分がよく理解していない、知らないものは排除してしまうことがあります。肌の色が違う・行動に特性がある・障がいを持っているなど、「知らないからわからないこと」が偏見につながってしまうこともあるでしょう。オープンマインドが身につくと、世の中にはいろいろな人がいて、お互いの理解が必要だということがわかり、比較的スムーズに人間関係を築いていくことができます。

オープンマインドのメリット 良好な人間関係や広い視野が身につく

公園で子供たちと親が横一列に並んでピースサインをしている画像

オープンマインドにはさまざまなメリットがあります。子どものうちにオープンマインドを身につけることで得られる力について見ていきましょう。

信頼関係を築きやすい

自分の本心を隠しているより、考えていることを素直に発言した方が信頼を得やすいといえます。また、相手の言うことを受け入れようという気持ちがあると、自然と人間関係が良好になっていきます。集団のなかにオープンマインドを持っている人がいると、その場の雰囲気もよくなるため、お互いの信頼関係が築きやすくなります。

好奇心が高まる

自分の知らないことを積極的に取り入れようとするため、興味の幅が広がります。好奇心を持ってさまざまなことに取り組むため、知識も豊富になっていきます。「知りたい」という気持ちは「学びたい」という気持ちにつながり、日ごろの学習にもよい影響を与えるでしょう。

新しい発想で問題を解決できる

ものごとを柔軟に受け入れることができるため、新しく知った事柄を自分のなかに取り入れて、新しいアイデアを生み出しやすくなります。過去のやり方にこだわらないので、今までにない発想で問題を解決する力がついていくでしょう。

状況の変化を恐れない

オープンマインドが身につくと、新しいことに触れるのが楽しくなり、状況の変化を恐れなくなります。そのため、経験していないことに遭遇しても落ち着いて対応することができます。適応能力が高いので、知らない場所でもすぐ馴染むことができ、初めて出会う人とも仲良く接することができます。変化を楽しみながら自分の世界を広げていけるのも、オープンマインドのよいところといえます。

子どものオープンマインドを育むために保護者ができることとは

英語の書かれたイラストを英語教師と学ぶ子供のイラスト

子どもがオープンマインドを身につけるため、日常のなかで保護者ができることをまとめます。

知らないことは知らないと言ってよい

経験を重ねた大人でも、すべてを知っているわけではありません。子どもの手前、知らないことがあると恥ずかしいと思うかもしれませんが、決して無理をする必要はありません。知ったかぶりをするよりは「知らないから調べてみよう」と素直に学ぶ姿勢を見せた方が、子どものオープンマインドは身につきやすくなります。

先入観を持たないようにする

子どもは、「外国の子は言葉がわからないから一緒に遊べない」「障がいを持つ子はお世話しないと何もできない」などの先入観を持っていることがあります。そのようなときは、「言葉以外にもコミュニケーションの方法はある」「障がいがあってもできることはたくさんある」などと伝えるようにしましょう。保護者がステレオタイプでものごとを見ていると子どもも影響されてしまうため、時折自分自身が先入観や偏見を持っていないかチェックすることも大切です。

異文化交流やボランティアへ参加する

他者への理解を深めるため、異文化交流のイベントやボランティアに参加するのも効果的です。国際交流のワークショップやプログラム、地域のごみ拾い、高齢者施設の訪問など、子どもと一緒に参加できるイベントやボランティアを探してみてはいかがでしょうか。子どもの視野が広がり多様性を実感することができるはずです。

子どもがよりよく生きていくために身につけたいオープンマインド

良好な人間関係を築いたり、問題解決能力を高めたりすることができるオープンマインドは、子どものうちに身につけておきたい力といえます。異なる文化や多様な人々がいることを知り、子どもがよりよく生きていくことができるようサポートしていけるとよいでしょう。

学研教室では、お子さまの自由な発想を伸ばしながら、コミュニケーション能力や問題解決能力を育んでいきます。お子さまの非認知能力を高めたいとお考えの際は、学研教室をぜひご活用ください。

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