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2025年7月3日

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朝起きられない子どもを無理なく起こしたい! 気持ちのよい目覚めのために保護者ができること

忙しい朝に子どもがなかなか起きないと、保護者はイライラしてしまいがちです。無理やり起こすと子どもが不機嫌になり、朝から険悪なムードが漂ってしまうこともあるでしょう。子どもが朝起きられない理由を知り、どうすればすっきり起きられるかを考えていきましょう。

子どもが朝起きられないのは、睡眠不足や自律神経の乱れなどが影響していることも

布団の中で眩しそうにする子供の画像

子どもが朝なかなか起きられないのはなぜなのか、その原因として考えられることを見ていきましょう。

睡眠時間が不足している

塾や習い事などの関係で帰りが遅い・夜遅くまでゲームで遊んでいるといったことが原因で、睡眠不足になっているケースがあります。小学生の場合、9~12時間の睡眠時間が必要といわれています。十分な睡眠時間が確保できていないと、朝なかなか起きることができません。

眠りが浅い

眠りが浅く、良質な睡眠がとれていないと朝起きるのに苦労してしまいます。寝る部屋の温度や明るさ・聞こえてくる音や寝具の重さなどの環境的な要因が、睡眠の質を低下させている可能性もあります。また、寝る直前までスマートフォンやゲーム機などの電子機器を使用していると、脳が覚醒してしまい、深く眠れなくなることがあります。

自律神経の乱れなどの問題がある

高学年になるとホルモンバランスが不安定になって自律神経が乱れやすくなり、朝起きづらくなることがあります。食欲不振・立ちくらみ・頭痛・腹痛などがある場合は、注意が必要です。また、覚醒するまでに時間がかかるという脳の特性を持っている子どももいます。

起きる気力が湧かない

学校へ行くことを負担に感じている子どもは、今日1日のことを想像して気が重くなり、起きる気力が湧かないことがあります。その状態で保護者に起きないことを叱られ続けると、起きることにネガティブな印象を持ってしまい、より起きにくくなってしまいます。

朝、子どもがスムーズに起きるために心がけておくとよいこと

布団で伸びをする子供の画像

子どもがスムーズに起きられるよう、心がけておくとよいことをまとめます。

睡眠不足を解消する

睡眠時間が足りていないときや眠りが浅いときは、できるだけ決まった時間に就寝する・寝る直前にはスマートフォンなどの電子機器を見ない・食事は寝る3時間前までに済ませるといったことを心がけましょう。また、寝るときには部屋を暗くする・部屋の温度調節をする・子どもに合った寝具を使うなどの環境調整を意識することも大切です。

毎朝決まった時間に起きる

土日や休日に朝寝坊をすると生活リズムが狂ってしまい、平日の朝起きるのがつらくなります。そのため、休みの日も、平日と同じ時間に起きるのがおすすめです。毎朝決まった時間に起きると夜も自然と眠くなり、子どもの睡眠リズムが整いやすくなります。

太陽の光を浴びる

人の体は朝の日の光を浴びることで体内時計がリセットされ、目が覚めるといわれています。朝はカーテンを開け、太陽の光を部屋のなかに取り入れましょう。季節や天気のせいで日の光が不十分なときは、電気をつけて部屋のなかを明るくするとよいでしょう。

やさしく声をかける

子どもが起きないと、ついイライラして「早く起きなさい!」と声を荒らげてしまいがちですが、避けた方がよいでしょう。起こすときには「おはよう」「いい天気だよ」など、やさしく声をかけるのがおすすめです。目が覚めるよう耳元で声をかけたり、体をやさしく揺らしたりしながら、同じトーンでくり返し声をかけましょう。

子どもが起きたくなるような楽しい起こし方とは

目覚まし時計と植物の画像

無理やり起こしてお互いにイライラするよりも、子どもが自分で起きたり、楽しく起こしたりして気持ちよく朝を迎えた方がよいものです。子どもが楽しくなるような起こし方をご紹介します。

朝、どのように起こしてほしいか聞いておく

夜寝る前に「明日の朝はどんなふうに起こしてほしい?」と、子どもに聞いてみましょう。ほっぺたをつんつんしてほしい、ぎゅっと抱きしめてほしいなど、子どもの希望はさまざまです。子どもは朝目が覚めたとき、「あ、そういえば昨晩起こし方を頼んだんだった」と思い出すでしょう。頼んだ通りに保護者が起こしてくれたことに応えようと、頑張って起きようとするはずです。

子どもが好きな朝ごはんを用意する

子どもが喜ぶような朝ごはんを用意するのもおすすめです。前日に好きな食べ物が朝ごはんに出るとわかった状態で寝ると、それが楽しみになり気持ちよく起きられます。朝ごはんにフルーツやポテト、ウィンナーなど子どもの好きなものを1つ入れて、「今日は朝ごはんにウィンナーがあるよー」などと声をかけてみましょう。

子どもの好きな曲をかける

目覚まし時計の音だけではなく、子どもの好きな曲を流すのも効果的です。アップテンポの元気な曲で目覚めると、今日も1日頑張ろうという気持ちになるものです。目が覚めるまでに少し時間がかかる子どもには、好きな曲のリストを作って何曲か流してみてもよいでしょう。

気持ちのよい目覚めが子どもの集中力を育んでいく

朝すっきり目覚めるためには、しっかり睡眠をとることが大切です。まずは、睡眠時間の確保と良質な睡眠のためにできることを行いましょう。場合によっては、体調や脳の特性が原因で起きにくくなっていることもあります。気になるときは、医療機関に相談してみるのも一つの方法です。

気持ちよく目覚めることができると、集中力が高まりその日1日を充実して過ごすことができます。学研教室では、「楽しい」「好き」という気持ちを大切に、お子さまの集中力を育んでいきます。学習教室をお探しなら、お子さまの健やかな成長をサポートする学研教室をぜひお選びください。

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